学園王子様は、俺様です。



やっぱわかってくんねぇかな…


と思ってると。



「…わかった。
涼ちゃん本気で朱里が好きなんだね…

私、朱里なら勝てるとか…すごく性格悪いこと思ってた。

そうじゃなくて…涼ちゃんの気持ちだもんね。

…朱里に、今度那月がスイーツおごるって言っといて」



那月はわかってくれたみたいで、涙を拭い…公園から出ようとした。



「…那月!!」



最後に…言わないといけないこと。





「もう、関わることはないかもしれない…でも!
俺はいつでも那月を応援してっから!

ガキの頃…マジで好きだった!」



俺がそう言うと…





「…ありがと。
あの時に好きって言ってよねっ!」





と言って、笑いながら公園をでた。




…と思ったら。




「私に言ったこと、ちゃんと朱里に言うんだよーーっ!」




と、最後に笑いながらデカい声でそう言って、



那月は去って行った。