気にせず歩いていたら… 「…那月?」 北村くんが立ち止まり、人だかりを見つめてそう言った。 ーードクン 今…北村くん、『那月』って言った。 もしかして…『女の子が倒れてるー』って…那月ちゃん…? すると…隣りに居たはずの北村くんが、いつの間にか居なくなっていて… 「那月っ!」 …そう叫んで、人だかりの方に走っていた…。