「お待たせ朱里〜♪」
無事に席が取れたときに、ちょうど舞ちゃんが、二人分のスイーツを持ってきてくれた。
「うん、ありがとう。
舞ちゃんのは…パフェ?」
「そうなの!
滅多にこんなとこ来れないし、だったら思い切ってみた♪」
「あは、そうだねーっ」
それから2人してパクッと食べた。
…甘い。
そして美味しい…。
昨日は味がしないというか、味わえなかったから…
こんなにも、ムース・モンブランは美味しかったなんて…。
「…はい、本題ね。
北村くんと放課後デートする予定まで、聞いたから…あ、どこ行ったの??」
パフェを食べながら聞く、舞ちゃん。
ど、どこって……言わなきゃかな…?
…でも、那月さんのこと話したいし…
「……ここだよ」
あたしはポツリとつぶやくように言った。
「…え!!? ここっ!?」
舞ちゃんは目を丸くして、パフェを食べる手が止まった。
うん、逆の立場ならあたしも叫んでたよ…
驚くよね、うん…。

