学園王子様は、俺様です。




「こんにちは。 …今日は一人?」



話しかけられたからビックリしたけど…




「あ…いえ。友達と…」




あたしはきちんと答えた。




…人見知りだから、普段そんなこて言われても俯くだけのあたし。





でも…なぜだか普通に答えられた。




「そうなんだ…あの、後で話出来ますかね?」



「…え」



那月さんからそんなこと言われるなんて…



ビックリするあたしに、




「…あなたと話したいから…」




小さい声だけど強く、那月さんがそう言った。




…あたしと、話したい…?




疑問はあったけど…





「…はい、大丈夫です」





あたしは承諾した。




それから、終わるのが5時だと言って、ここにいてね、と言われ…




那月さんは中に入ってしまった。