「…話し相手が欲しかったから、お前と一緒に行きたいと思った」
は、話し相手…!?
あたしはパッと北村くんを見る。
あたしがその発言に驚いていると…
「…んな驚くなよ。
俺の本性知ってんのお前だけだから、仕方ねぇだろ」
北村くんは、一瞬悲しそうな顔をしたけど、また元に戻り…
「それに…俺のヒマつぶし相手だろ」
と、ニヤッとして言った。
え…なんでニヤッとしたの…?
それに……さっきの悲しそうな表情…
どうしたんだろう??
「さあ、着きましたよ」
亀山さんがそう言うと同時に学校が見えた。
…? 校門、人が多くないですか…?
車が近づけば近づくほどそれはハッキリしてきて…
「…えぇ!!?
あ、あれ、…みんな女の子…!?」
校門の周りは女の子たちがたくさんいる。
「…あれ、いつもだから。
なんか俺のファンらしー」
北村くんがあたしに耳打ちした。
そうなんだ!?
あれ、全員…北村くんのファンなんだ…

