「たっちゃん!」






「バレたらバレただけど…まぁバレないようになるべく気を付けといてやるよ。」






「たっちゃん!超好き!隼とは違う!」






「だろ~?」






「うんっ!」






あたしがそういうと隼は






「ひぃ~…なんでもするから許して~…」






「…じゃあイチゴオレ買って。」







「わかった!ちょっと待ってろよ?」






隼がすごい速さで出て行った。






あたしはジュースの中でイチゴオレが1番好きなのだ。






そんな事を考えてるとすぐ隼が戻ってきた。






「はい!イチゴオレ!」





そういって隼がイチゴオレを買ってきてくれた。





「ありがとう、隼。」






そういうと隼は嬉しそうな顔で笑った。






しばらく理事長室で話していると授業開始のチャイムが鳴った。






転校初日でサボりはまずい。






そう思ったあたしは






「あたし教室戻るね?」






そういい理事長室を出た。