コンビニで降ろしてもらい、 車が去って行くのを見送ってから あたしは自分の家へと向かった。 …あたしが住んでるのは この辺りじゃ1番高級なマンションだ。 そこの最上階に住んでるなんて ましてや、そこに1人暮らしだなんて 知られたら怪しまれるに決まってる。 あたしは残りの期間を平凡に過ごしたいだけなのだ。 そんなことを考えながら 自分の家がある最上階までエレベーターで向かった。