「俺様は藤堂湊だ!お前きやすく"湊"なんて呼ぶんじゃねーぞ!様つけろよ、湊様って!」




と金髪頭が言ってきた。




「うん、わかった。よろしく。"湊"。」




あたしがそういうと周りは笑い、湊は怒った。



「俺は松浦晃だ。晃って呼んでくれ。お前は…陽菜でいいか?」




そう話しかけて来たのはさっきの赤茶の男だ。




「おけ。りょーかい。」




「お嬢さん綺麗ね。俺は篠原葵。」




「葵、よろしく。」



わけのわからないことところはスルーして葵に返事をする。




「なぁなぁ。」




可愛らしいピンクブラウンの髪の男の子が話しかけてきた。




「ん?」




「お前、蓮君達と一緒にいるのに騒いだりしないのな?」





「なんで騒ぐの?」