『ここね。聖アクアマリン魔法学校わ。
 ふふっ、世界屈指の魔法学校。強い子はいるのかしら。』
  

「ちょっと気持ち悪いぞ、お前。」


『あら、失礼ね。ちょっと考え事してただけじゃない。』


「それが気持ち悪いんだよ。」


『んもー。いいじゃなちょっとぐらい。』


「それより、こんなことしてる暇はないんじゃないのか?」


『そうだったわ。じゃああの件はよろしくね。リン君。』


「お前はいいかげん俺の名前をちゃんと呼ばねぇか。」