布団の中で、そんな事を考え、1人でニヤニヤする。

そんな顔をパシッと軽く叩き、気を引き締める。

布団から出ると、洗面所に行き、顔を洗い、寝ぐせのついた髪をさっととかす。

変わらない、毎日がなぜか、輝いて観えた。

リビングに行き、お母さんにぺこりとお辞儀をして、挨拶した。

お母さんは笑って、「おはよう」と言ってくれた。