しばらくすると、両親の車が見えた。


『・・・・・・・・・・・・きた。』


嬉しくて、笑って手を振る。



「ほぉーんとだ。・・・・・・・・・・・・きちゃったね。」


今まで聞いたこともないミリアの低い声に驚いた。


『え?』


------------------ドン




気がついた頃にはもう、道路のど真ん中。

一瞬の出来事だったのに、私にはスローモーションに見えた。


両親の焦る顔。
逃げなきゃ。わかっているのに動かない体。




ああ、もうだめだ。
そう思ったら、






-----------------キーーーーーーーーーーッ








--------------------ガシャン