『・・・・・・・・・・・・大丈夫?・・・・・・・・・』
手を差し出す。
すると、女の人は、顔を真っ赤にして、
「ああああ、あぁりがとうございましたあぁっっ!!!」
と、すごい声で腰を90度にまげてペコリとお辞儀した。
『・・・・・・・・・怪我、ないなら・・・・・・・・・・それでいいよ。』
にこ、と優しく微笑むと、
プシュー、と音を立てたかと思えば
「し、失礼しましたァーっっ!!!」
とかいって、帰ってた。
わけがわからなくて首をかしげていると、
「「「ぶふっ!!!」」」
と、3人で吹き出し始めた。
なんだよ、という意味で睨みつけていると、
「こーれは。天然だね!」
「だな。」
「計算なしってとこが笑える。(笑)」
と、またしてもわけのわからないことを言ってきたのでほうっておいた。
『・・・・・・・・・・・・・・帰る。』
不貞腐れて帰ろうとした。
----------ねえ、なんでまた、私の幸せを壊そうとするの?

