あぁ、そうか。 私、いつも無表情だったから・・・。 あの日から。 てことは二年ぶりに笑えたんだ。 みんなのおかげだな。 『・・・・・・・・・・・・・・・ありがと。』 聞こえていないかもしれないけれど、 どうしても言いたくなってつぶやいた。 「よーっし!今日から早速パトロールは4人ね!」 張り切るリトロにみんな笑っていた。 いつまでも、こうしてほのぼのと暮らせていれたらいいのに。 そんな願いとは裏腹に、闇の足音は私に近づいて来るのだった。