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「ルチアー!」


会場を出ると、そこにはルクアとシーラ。

あ、シーラのこと言い忘れてたけど、警察の人だよ。
仲いいんだ。



「まじ最高だったわー。期待を裏切らないね、ルチアちゃんは!」


そういってくしゃくしゃ頭を撫でてくるルクア。


『・・・・・・・・・・・・・・・なんもしてない。』



「そういう天然なとこも好き♥」


ぎゅーっとだきついてくるルクア。


ルクアさん、ルクアさん。

女性陣の視線が痛いです。
あなたイケメンなのだよ。



はっきり言って、ルクアは、


「でた、シスコン。」


だと思う・・・・・・。


「いいじゃん!こんな可愛い妹いないからな!?」


「まあ、それはわからなくないけど。」


『・・・・・・・・・可愛くない。』


「こういう無自覚なとこも好き♥」


『・・・・・・・・・自覚、ある。・・・・・・・・・ルクア、イケメン。』


「あー、可愛すぎて困る。」


そろそろいかなきゃ。