寂しくはなかった。 だって絶対待っていてくれるから。 帰れば必ず、 尻尾を振っている君がいたから。 どんどんおばあちゃんになって 目も耳もきかなくなって よろよろと歩くようになっても それでもあたしに寄り添ってくれる 君がいたから。