臆病者のシーソーゲーム(仮)






「わ…私…?」


「椿になら…心許せる。

椿は…俺の弱さを話しても逃げなかったから…受け止めたから…」






須藤悠は…


私に委ねようとしている。




そうだね。

私は…須藤悠を見捨てない。

きっと…ほっとけない。






私は一つ深呼吸をする。







「はっ…悠が必要だと思うなら……


私は悠の傍にいる。悠が寂しい想いしないように」


「うん…」



「悠が泣けない時は私が泣く」


「うん…」



「悠の弱さも苦しさも、隣に居て半分こする」


「うん…」



「何があっても…皆が悠を悪者にしても…私は1人でも悠の味方でいるから…



「それなら俺は最強に強くなれるな…」



そんな冗談染みた事を言う悠はクスクスと笑い、
肩に乗った頭が小刻みに揺れる。