臆病者のシーソーゲーム(仮)





「同じ中学だったけど、私は奴とタイプ違うし」



私がいつもと同じ答え方をすると女子は、



「あ~そうなんだ~」


なんてすんなり納得して前を向く。



こう言えば大概は納得するんだ。






奴は人の中心に居て皆とワイワイするタイプ。



私は極仲良い子たちとワイワイするタイプ。




タイプが違うのだ。



ゲームで言うなら太陽の属性と草の属性みたいな……


そう見た目の属性が違うから……








チラッと窓の外を見る。



今年の梅雨明けは例年よりもずっと早かった。

外の木々は青々と輝いていて、

暑い太陽に当たってどこもかしこも暑そうだ。






屋上も……あの屋上も一昨年みたいに暑いのだろうか……



フッとそんな事を考えたところでため息を吐く。