「準備できたなら行こうか。」
『ああ。』
そういって僕たち6人は葵ちゃんのいる部屋に向かって歩き出す。
コンコン
「葵ちゃん? 入るよ。」
まあ、俺の部屋なんだけどね。一応葵ちゃんも女の子だから緊張してるだろうし。
「あ……はい。」
小さいけれど葵ちゃんの声が聞こえた。
ガチャリ
扉を開けて俺が入ったのにドアを閉めないのを見て葵ちゃんは不思議に思ったのか、こんなことを聞いてきた。
「あの……閉めないんですか?」
そう言った葵ちゃんに俺はにっこりと笑って、答えた。
「うん。まだほかにも人が来るからね。」


