憎悪と、懺悔と、恋慕。

 
 「スイマセン。 それについては謝りますけど、ワタシだって、傷つく事木崎センパイに結構されましたけど」

 ちょっとふてぶてしく謝ると、

 「弁解の余地もないね。 ホントにゴメン」

 木崎センパイも開き直り気味に頭を下げた。

 『クククッ』

 そして、ふたり同時に笑い出す。

 「・・・クリスマス、お邪魔してもいいですか??」

 この恋は実らないと分かっていても、やっぱりどうしても木崎センパイが好きだ。

 「もちろん。 バイトが終わったら電話して。 迎えに行く」

 木崎センパイの返事を貰ったところで、駅に着いた。

 「・・・あの「立ち話も何だから、今日は家まで送る」

 そう言って、木崎センパイが先に改札を抜けて行ってしまった。

 木崎センパイは、どこまでワタシを恋の穴に落とす気なのだろう。