あの出会いから2年、


彼女は懲りずにsafariiに通ってくれて
そして俺を指名してくれる。




彼女は20歳になって随分と大人びた。








彼女はゆりのという名前で、俺を含めてsafariiのスタッフはゆりちゃんと呼んでいる。



ゆりちゃんはこの近くにある城星大学の文学部でフットサルサークルのマネージャーをしているらしい。

そんでもって一人暮らしをしていて


現在彼氏はいない。




初めて来た日はやはり、当時付き合っていた彼氏に振られ、
そのショックを断ち切るために髪を切ったんだと。






ゆりちゃんがsafariiに通って知った事は数えきれない程ある。


でも、肝心の連絡先は未だに聞き出せていない。