結婚に愛はあるのか?

「すみません、こんな物しか作れなくて」

…普段、私に朝食は、野菜ジュースだけなのだ。

・・・あまり、朝から、食欲はないので。

「いやいや、これで充分だろ?

オレも、こんな感じの朝食だから、いただきます」

私に挨拶をした優也は、早速食べ始める。

…これは決して料理とは呼べないものなので、感想も聞けない。


「…美味い」

「・・・え?」

突然の言葉に、驚く。


「美味いって言ったの」

「あ・・・ありがとう」

ニッコリ笑った優也に、素直にお礼を言った。

まさかの感想に、驚きと嬉しさがこみ上げた。


「あの」

「なに?」

「ここで寝たんなら、私、自分で歩いて部屋に行ったの見みましたか?」

「・・・いや?」

「・・・」

…じゃあ、どうやって部屋に行ったんだ?