結婚に愛はあるのか?

「こんな料理で良ければ、いつでも」

そう言って優也は微笑んだ。


…食べ終わり、片付けまで優也がしてくれて、

その間にお風呂までいただいた。

沙織の横にちょこんと座り、優也を待っていると、

いつの間にか、私まで眠ってしまった。


…ゆらゆらと、ゆりかごにでも揺られているような、

そんな心地よさに、私は深い眠りへと落ちていった。


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・・・目覚ましの設定解除をするのを忘れていた。

午前5時半。

けたたましい目覚まし音が鳴り響く。

私はそれを何とか止める事に成功した。



「・・・・あれ?私昨日」

…昨晩は、ソファーに座ってて・・・その後の記憶がない。

「何で、ベッドに寝てるんだっけ?」

…寝ぼけたまま、ここまで歩いてきたのかな?


そんな事を考えていると、パッチリ目が覚めてしまって、リビングに向かう。


「…沙織、さん?」

ソファーには、沙織が相変わらず眠っていた。