「名前は『愛華(あいか』にしました。

俺達の愛の結晶ですから・・・」

そう言って陽介は微笑んだ。



「愛華、いい名前ね。愛華ちゃん、よろしくね」

春子はぐっすり眠る愛華の顔を見つめ言った。



・・・今まで色んな事があった。

でもだからこそ、得た事もある。


それは、結婚に愛は必要不可欠なモノだって事。


沢山の愛情に守られ、子供は育ち、夫婦は互いを慈しみあう。




・・・これからどんな試練が待ち受けているかなんてわからない。



でも愛さえあれば、どんな困難もきっと乗り越えて行けるだろう。





そう信じて、愛と陽介は、前を向いて歩いていく・・・・・











end