息できない…と思って目を開けると
唇になんかあたってる…?

え!まさか!
龍にキスされてる…!

「んっ…」

息できなくて、声を出すと
龍が思い出したように顔上げて

「ごめん、凛…」

「ううん。本当はキスしたいな
って思ってたから…あ…」

自分で言ってから気づいた。

龍は笑顔で

「あ、まじ?
じゃあ、する…」

言い終わるか終わらないか
わからないうちに龍にキスされた。

「ちょっ…りゅ…う…」

「りーん、だまって?」
耳元で言われた。