「凪から聞いた。 乗れ。 ライトはもぅ先に行ってる。」 修二は 近くに止めてあった車に乗る。 「その前に…。」 「?」 修二が 真剣な眼差しで私を見る。 「俺…。 お前が好きだ。 ずっと。 ライトより幸せに出来る自信がある。 それでも…。 ライトか?」 私はうなづく。 「かなわないな…。 よし! 乗れ! お返しは義理チョコでいいから!」 「うん!」 私は 修二の車に乗り込む。 白井さん…。 必ず行くからね…!