すると
タイミング良く携帯が鳴る。







「凄い告白だったな。
ライト。」





芦川さんの悪い笑みが
携帯越しからでも想像できる。






「その場所って
遠いのか?」







「ぇえ…。
だからタクシーを拾って行こうかな…と。」







「車出してやるよ。
今どこだ?」







「恵比寿のショッピングセンター前です。」







「わかった。
待ってろ。」







「芦川さん…
ありが「相沢さん。」








そこには
サングラスをかけた荒川さんがいた。