「信じるのも
信じないのもお前次第だ。
52点。」







芦川さんは
テーブルの上に乗ってあるパンを一つかじる。







「そうだ。
バレンタインのクッキー早くくれ。」






「あっ。
待っててください!」






私は
慌ててクッキーを取りに行く。
そして
クッキーを取りに行き
ホテルのVIP専用ラウンジに行こうとしたら
芦川さんに腕を引っ張られた。







「俺の…。
料理レッスンの時間。
無駄にするなよ?」