「ゆめが…。
君が好きだ。」







私はその言葉に
どくんと心臓が動く。
そして
白井さんは私の顔を覗く。
その時の
白井さんの表情は切なげだった。







「俺は…。
明日…。
っ…。」







「白井さん…?」








「さっきの言葉…。
忘れてくれ…。」






そう言うと
白井さんは車の中に乗り込む。








「何それ…。」