目の前には
綺麗な夜景が広がっていた。







「俺の秘密の場所。」






白井さんは
私の隣に来て優しく微笑む。






「他に色んな人連れてきているんですか?」







「ゆめが初めて。」






白井さんは
私の手を握る。
そして
私の腕を引っ張り力いっぱい抱きしめた。







「…?
白井さん?」