「ナポリタンピーマン抜きなんて
なかなか出てこないよね〜。
これも運命…。」
龍牙さんが
こちらを見る。
「いいように言うな。
龍牙。」
芦川さんが言う。
「まぁ。
頼むよ。
修二。
あと修二。
お前もこのオンナの監視役しろ。」
「オークションを外部へ漏らさないためにね。
分かったよ。」
修二は
やれやれと言った表情をしている。
「まぁ。
マネージャー補佐について聞いてみるよ。
また連絡する。
ゆめ。
連絡先変わってる?」
私はうなづく。
「携帯貸して?」
修二に携帯を渡すと
修二は私の携帯に電話番号を入れた。
「連絡。
するから。」



