✱✱✱✱


「美玲!2年生のところ行こっ!」


おぉっ!
ついに噂のひなの好きな人に会えるのか!

ちょっと楽しみ。


「ちょっと待ってー」 



あたしはニコニコしながらひなの方へ行った。



✱✱✱✱


「わぁー、1年生だ」



「まだ初々しいねぇ」



「うちらはおばさんか」 


あたしたちは2年生の教室に向かったんだけど注目浴びまくりだった。



途中で男の人にメルアド交換しよとか言われるし、なんか疲れちゃった。


「美玲!あの人だよ。おーい、宇治原先輩ー!!」


ひなが声をかけた人物の第一印象は『軽そう』でした。