「話聞くからちゃんと話せよ?」 「わかった…」 「いい子」 そうつぶやいて仁はちゅっと首筋にキスをした。 ビクッと体が反応してしまう。 「ここ、そ、外だから!お母さんに見られるとまずいしっ」 慌てて離れようとするけど、すっぽりと包まれて離れられない。 「えー?いいじゃん」 「だめだよっ」 「仕方ないなー」 仁はしぶしぶというように私を放した。