特別インタビュー第8弾 このはなさくらさんに聞いてみよう!

みんなどうやって小説を書いてるんだろう?野いちごの書籍化作家に突撃インタビュー!

人気作家さんたちがユーザーの質問に答えてくれました♪

1.小説を書こうと思ったきっかけはなんですか

小説投稿サイトの存在を知ったのがきっかけです。それまでは本を読むのは好きでしたが、自分で書いてみようとは思っていませんでした。

小説を書ける人は、特別な才能を持ったすごい人だと思っていました。「自分みたいなふつうの人でも書いていいんだ!発表する場があるんだ!」とそのときはじめて知りました。

2.どんなときに話を思いつきますか

何かをしているときが多いです。掃除をしているときだったり、自転車をこいでいるときだったり、テレビ番組などを見ているときだったり。でもお風呂のなかでボーッとしているときや音楽を聴いているときに思いつくこともあります。

3.初めて書いた作品(または初書籍)に関する思い出・思い入れなどを教えてください

わたしがデビューしたのは他社の児童文庫のレーベルです。自分の書いたものがはじめて書籍になったときは、天にも昇る心地でした。

刊行後はドキドキしながら何度も本屋さんをのぞきました。恥ずかしくて家族にも作家になったことをなかなか言えませんでした。

4.書いていて特に大変なこと・つらいことはなんですか

大変なことは小説を書く時間を確保することです。デビューしたころは朝の3時に早起きしていました。今はすきま時間にコツコツ書いています。

つらいと思ったことは一度もありません。好きなことを仕事にすることができたからかなあと思っています。小説を書くのは楽しくて時間を忘れます。

5.小説を作るとき、気を付けていることなどはありますか

小説は書き終わってからが本番だと思っています。

誤字脱字、ストーリーの矛盾点がないか、わかりにくいところはないか、その作品の世界観にふさわしいリアリティーで書かれているか、何度も読んで全体を見直します。

6.息抜きの方法を教えてください

サブスクリプションで映画やドラマを見たり、電子書籍でマンガを読んだりします。本屋さんにぶらっと行って、今どんな本が人気なのか自分の目でチェックすることも。

息抜きしていても常に小説のことが頭の中にあって、あまり息抜きになっていないような気がします(笑)

7.最近読んだ作品を教えてください(野いちご以外も可)

角川文庫『小説 王様ランキング』を今読んでいるところです。アニメを見たら大変おもしろかったのでノベライズを買いました。

ふだんは児童文庫を読むことが多いです。もちろん第1回野いちごジュニア文庫大賞で特別賞をとった『乙女チック同盟~私と学園の王子様のヒミツの関係~』も拝読しました!

8.野いちごジュニア文庫を書く上で一番大事な事はなんですか?

どのジャンルでも言えることですが、読者さんに「おもしろそうだから読んでみたい!」と思ってもらえるキャラや話を考えることです。

野いちごジュニア文庫の読者のみなさんには、平凡な女の子がカッコいい男の子にいちずに愛されるお話が好まれます。そのため恋愛ならではのハプニングや胸キュンのシーンを必ず入れ、どうしてそういう行動をとったのかわかりやすく書きます。

守られるだけのヒロイン、身勝手なオレ様ヒーローにしないように気をつけます。

9.エピソードの伏線は全て回収しますか?野いちごで伏線が回収されないまま完結したものを見かけるので読んだ後、モヤモヤが残ってしまいます。

ストーリーに関わる伏線はすべて回収するように心がけています。

ですが、シリーズものの場合はちがいます。2巻以降は1巻ではった伏線をふくらませることで話を進めるからです。

もし完結後、回収しきれなかった伏線がありましたら、それは続編や番外編を書くチャンスです。ぜひいつか挑戦していただきたいです。

10.小説を書く際にあたり、言葉の表現や語彙などを使用すると思うのですが、何か辞書で調べたりしておられるのでしょうか。

一部地域のみで通じる言葉を知らずに使う場合があるため、少しでも迷ったら必ず確認するようにしています。

ネットで検索したり、電子辞書なども使います。わたしがよく使うのは「日本語使いさばき辞典」です。ちょっと調べものをしたいときは、「ブリタニカ国際百科事典」「日本大百科全書(ニッポニカ)」が便利です。

11.このはなさくら先生の作品大好きです!先生が書いている作品はどれも実話みたいな話なので共感できます。そのネタはどうやって思いついているんですか?

そのようにおっしゃってくださってうれしいです。特別なことは何もしていないので恐縮ですが、おそらくインプットのおかげだと思います。

わたしは小説やマンガだけではなくノンフィクションの書籍や新聞・雑誌の投稿欄、回覧板で自宅にまわってくる地元の学校の広報なんかも読みます。学校のホームページもチェックするときがあります。

家族や友人との何気ない会話、編集担当さんとの打ち合わせ中の雑談にもヒントがあったりするので、誰かと話をすることも大事だと思っています。

12.ジュニア向けの読者の年齢層を意識して、気をつけていることや工夫していることはありますか?

本を読むのがニガテな読者さんにも「このくらいならカンタンに読めそう!」と思ってもらえるように、改行は多く文章は短めにしています。

風景描写は最低限に、比喩表現は小中学生の身近なものに例えます。また、章立ては長くても10ページくらいにおさえ、どうしてもそれ以上になる場合は「*」などで区切ります。

「男らしい」「女らしい」などのジェンダー表現は使いません。ボディタッチを入れる場合は生々しい描写にならないようにします。

そしてイラストになったとき映えそうなエピソードを考えて書きます。編集担当さんに「どのシーンをイラストにしようか迷いました!」と言われたときはうれしいです。

13.登場人物の名前などはどうやって決めていますか?

ほとんど思いつきです。赤ちゃんの名前ランキングを参考にしています。

他社の作品で恐縮ですが、「一日一善」という四字熟語からヒーローの名前を「一善(いちぜん)」とつけたことがあります。パッと見て覚えやすく、小中学生の読者さんが読み方を迷わない名前にします。

14.どんな恋を書くのが好きですか?

ズバリ申しあげますと、ピュアな恋を書くのが好きです。

今までも小中学生が主人公の作品ばかり書いてきましたが、ちっとも飽きません。できることなら、これからもずっと書いていきたいなと思っています。

15.ユーザー、読者へ一言

野いちごさんではまだ1冊しかだしていないわたしに、質問をたくさんお寄せくださってありがとうございました!

わたし自身、小説のことを考える、またとないすばらしい機会となりました。これらがみなさんの創作活動の手助けになったらうれしいです。野いちごジュニア文庫の“この恋”シリーズもどうぞよろしくお願いいたします。

16.熱く語りたいことをお願いします!

今現在、児童文庫は新しいレーベルが増え、大変盛りあがっているジャンルです。対象は小中学生の方がメインですので、読書の入り口となる作品を作るやりがいがあります。まだジュニア向けを書いたことがないみなさんも、ぜひ次の野いちごジュニア文庫大賞にトライし、デビューをめざしてくださいね!

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