特別インタビュー第4弾 雨乃めこさんに聞いてみよう!

みんなどうやって小説を書いてるんだろう?野いちごの書籍化作家に突撃インタビュー!

人気作家さんたちがユーザーの質問に答えてくれました♪

1.小説を書こうと思ったきっかけはなんですか

もともと小さい頃から空想するのが好きで、小4ぐらいから見たドラマや漫画の影響を受けて自分の妄想をおり混ぜながら5㎜方眼ノートに漫画を描いて妹に見せたりしていました。ケータイ小説が学校で流行り出した頃にもこれまた影響受けてノートに書いて妹に見せていました。強制的に私の読者第一号の妹 笑

2.なぜ野いちごで書き始めたのですか

ノートに物語を書くようになってからは、頭の中でストーリを考えるのが完全に趣味の1つになっていたので、高校に入ってスマホデビューしたときにすぐに野いちごに登録しました。野いちごに決めたのは、中学のころに好きで読んでいたのがほとんど野いちごのものだったのと、母子家庭で母が病気だったこともあり、もし野いちごで書籍化できたりコンテストの賞金が当たれば少しは家計を支えられる!と思ったのが一番の理由です。

3.どんなときに話を思いつきますか

いろんなときに思いつきます。ドラマや映画や本や漫画を見たり読んだりしているときはもちろん、お風呂に入っているときやトイレにいるとき。外に出かけたとき、誰かと話しているとき。あとは自分が経験したことから。ちょっと意識するとあちこちに物語のきっかけは散りばめられていると思います。

4.初めて書いた作品(または初書籍)に関する思い出・思い入れなどを教えてください

初書籍の連絡がきたときはもうほんっとうに嬉しくて。トイレにこもって泣きました。ずっと憧れていたので。初めて来た担当さんからのメールはずっと宝物です。こんな私の作品を読んでくれる読者の皆さんや見つけて声をかけてくれた編集部の方々には感謝の気持ちでいっぱいです!

5.書いていて特に大変なこと・つらいことはなんですか

圧倒的に自分の語彙力が無さすぎるので、ぴったりの表現が出てこないときは苦しいですが、毎度のことなので慣れました!地道に勉強しつつどこかで開き直るしかないなと。そこで立ち止まっていたら先に進めないので、自分の今の実力を認めて妥協することも大事なのかなと思っています。技術ももちろん大切ですが、一番大切なのはここ(胸を叩く)なのでね!

6.小説を作るとき、気を付けていることなどはありますか

恋愛ものを中心に書いていますが、肌の触れ合い以外でもドキドキさせられたら、というのは意識しています。あとは、主人公ふたりが相手の内面に惹かれ合うようにと言いますか。

恋は理屈じゃないのはもちろんそうなんですが、好きになるまでの過程を感覚以外でもちゃんと書きたいと思ってはいます。恋愛も結局は人間関係なので、気遣いや優しさを大事にしたいなあと。うまく書けているかわかりませんが、気持ちは!

技術的なことは本当に私はまだまだすぎて、答えられることがなくて申し訳ないです!

7.学生のうちにしておけばよかった!ということはありますか

これはもう勉強です。まともにしていなかったので今めちゃくちゃ苦労しています。野いちごで、受験勉強のために活動お休みしますとか、テストが近いので更新ストップします、とお知らせする学生の作家さんを見ると、本当に偉いなと思いますし、尊敬しています!

8.息抜きの方法を教えてください

私はもう日頃から息抜きしすぎなので渇を入れてくれる超絶イケメン鬼教官が欲しいです。

というのは置いといて。ほんと好きなことが多すぎて、とりあえずそのどれかをするって感じです!Twitterしたりゲームしたり、動画見たり、推しを愛でたり、お菓子食べたり、昼寝したり、お菓子食べたり、お菓子食べたり……。あとは親しい人とおしゃべりするとか。ほんと口だけはよく動くので。執筆するときの手はすぐ止まるのに……。

めちゃくちゃお菓子ばかり食べているのでやっぱりイケメン鬼教官が欲しい!

9.最近読んだ作品を教えてください(野いちご以外も可)

さんの『青春ゲシュタルト崩壊』です。本当に好きな作品で語り出したら止まりません。あとは、さんの『一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。』は書籍化する前からものすごく好きで、文庫をやっとゲットしたので早く読みたいです!

10.プロットは作っていますか

メモアプリに書きたいシーンや設定、仮の章タイトルや言わせたいセリフ、大まかな流れなどを書きますが、ストーリの細かな流れは書きながら決めています。プロットをちゃんと作れるようにならなきゃと思うんですが、書き進めていくと途中で絶対書きたいことが変わってしまうので難しくて。でも、プロットがあった方がよりスムーズに、矛盾が生じることなく書けると思うので絶対に作った方がいいと思います。努力中です!

11.最初と最後のアイデアが浮かんでも途中で挫折してしまい、完成させられません。どうしたら1つの作品を書き続けられますか?

ものすんごくわかります!私も基本的には、書きたいシーンひとつのために何万文字も書いているのでそこにたどり着くまでが長くて長くて。そもそも、文章を書くことが好きというよりも頭の中で物語をイメージするのが好きなので。飽き性だから途中で違う作品を書きたくなりますし。公開されてる未完結作品がそれを物語っています!私はまず、書き出す前に章の数を決めて、ひとつの章に必ずひとつは胸キュンポイントとなるシーンが入るようにしています。見せ場!と思えるシーンを細かく盛り込むことができれば、まずはそこをゴールにモチベーションが上がるかなと。ネタが浮かばない時はジャンルを問わず見たり読んだりするといいと思います。そのまま真似るのはもちろんアウトなので、あくまでヒントに。いろんなものを見ていたら「自分ならもっと違う風にこう書きたい」が出てくるかもです。完結めちゃくちゃ応援しています!

12.執筆中にスランプになることはありますか?そんな時はどういう風に乗り越えていますか

しょっちゅうあります!特に自分の書きたい話と読まれる話のギャップを感じたりして凹んだとき。でも、決められたルールや求められているものの中で、工夫しながら自分の好きや届けたいことを書く楽しさにようやく気づけているので今はだいぶ楽しく書けています!そして、書けなくなったら書かない!これにつきます。全く違うことをして作品のことを考えないようにします。そうすると、数日後、ポッとアイデアが浮かんできたり、無性に書きたくなったりしてなんとか書き続けられています。

13.めこさんの王道胸キュンのお話なども大好きなんですが、まだ公開されていない暴走族のお話も読んでみたいです。今後書く予定などはありますか。

まずは、作品を読んでくださって本当にありがとうございます!そして暴走族!いつか書いてみたいという気持ちはあるのですが、暴走族を書かれている作家さんってほんとみんな表現力や世界観が素晴らしすぎる方々ばかりなので。もう少し自分に力がついたらいつか書いてみたいと思っています。暴走族も青春系も今よりも成長できたら挑戦したいです!

14.雨乃さん自身がとてもおもしろい方でそれが作品にも通じているように感じますが、日々を楽しむ秘訣はありますか?

めちゃくちゃ嬉しい!ありがとうございます!小さな幸せに気づいてそれに感謝すること、好きを増やすこと、ですかね!離れている友達と簡単に連絡が取れることも、毎日ご飯が美味しく食べられていることも、スマホひとつでたくさんのコンテンツを楽しめることも、感謝ですしそのおかげで毎日楽しいです!それを当たり前と思うか幸せだと思うかは自分の考え方次第なので。なんて、今は私生活が落ち着いているので前向きなことが言えますが。自分ではどうにもならない問題があるときは当然、そんな余裕なんてないと思うので無理しないでほしい。でも、無理しないで、って難しいですよね。無理しないとやってられないってこともあるから。そんな方が、野いちごに溢れるたくさんの素敵なお話に触れて、数分でも癒しの時間が作れることができたらと心から願っていますし、私も作品を通してその瞬間を作るお手伝いができたらなと思っています。

15.ユーザー、読者へ一言

今回、このような貴重な機会をいただけてすごく嬉しい反面、こんな素敵な企画に参加するのが自分でいいのだろうかと不安ではありましたが予想をはるかに上回るたくさんの質問をいただくことができ感動して、さらに頑張ろうっと思えました。本当にありがとうございます。そして、私の作品を読んでくださっている読者の皆さんに、いつもたくさん支えられています。みなさん大好きです!これからもよろしくお願いします!それから、書籍化を目指して頑張っている方へ、こんな私ができたのだから、できます!私もデビューが早いわけではないですし、技術や才能があるわけでもない。何度もやめようと思ったこともあります。でも、やっぱり継続ってすごい力になると思うので、少しずつでも、続けることが大切だと思います。心から応援しています。これからもたくさんの方々と一緒に野いちごでの活動を楽しめたら嬉しいです!

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