夏の短編コンテスト結果発表!学園ホラー特集
夏の短編コンテストにたくさんのご応募ありがとうございました!
今回、短い期間にも関わらず、計74作品が投稿されました。
みなさま、ありがとうございました!
結果発表
大賞
『この物語はフィクションです』
佐織えり/著
【講評】
読者に予想させた先の展開を外して、別の展開に持っていくという、作りの上手さは群を抜いている。
プロの技術が光る。(ウェルザード)
さすが!と思うような、読みごたえのある作品でした。
自分たちが作った『狂子』がまさかあんな形で現実になるとは……。
最後まで目が離せない作品でした。(西羽咲)
都市伝説を作ってSNSで架空のホラーを拡散させてしまおうという発想が、現代的で身近に起こりそうなドキドキ感がありました。
少ない文字数でも読者をあきさせず、後半にいくにしたがって恐怖感が増していく構成は圧倒的!ぞっとしました。(編集部)
ウェルザード 賞
『こんにちは、ーー。』
夏留あみる/著
【講評】
良い意味で粗い作品。上手さより勢いを感じて嫌いじゃない。雰囲気作りをしっかりすれば、もっと良かったかな。(ウェルザード)
『偽りのラブレター』
青瀬 彩莉/著
【講評】
ストーリーの作りは悪くなかった。細かな描写や恐怖演出をしっかり書ければ、もっと怖くなると思う。(ウェルザード)
西羽咲花月 賞
『熟成復讐』
考作慎吾/著
【講評】
一見、普通のイジメ復讐系の作品かなと思わせておいて、想像していなかったどんでん返しに驚きました。
最後まで読んでタイトルの意味がわかるところも好きです。(西羽咲)
『パニッシュ』
一色蒼/著
【講評】
個人的に一番好きな作品でした。
クラスメイトへの復讐が行き過ぎた主人公はこの後更にエスカレートしていくのか……。
続きが読みたくなる作品でした!(西羽咲)
なぁな 賞
『【短完】家族妄想』
✽. 星野 零 .✽/著
【講評】
3000文字ほどの作品の中に恐怖と伏線が凝縮されていて読み進める手が止まりませんでした。
義姉の海夜の異常さが徐々に明るみになり、伏線が回収された時、その様子を想像すると背筋がゾッとしました。
人間って怖いですね…。2度、3度と読み返したくなる作品です。(なぁな)
入選作品
『水のヨウセイさん。』
花澤こゆ/著
【講評】
学校を舞台にしたわかりやすい展開のホラー作品で、今回のテーマにぴったりでした。
「ヨウセイさん」という一見やさしげな響きと怖さのギャップも良かったです。(編集部)
『無限ループ』
Yabe/著
【講評】
普通の日常を過ごしていた主人公たちが、わけのわからないものに巻き込まれて、次第にパニックになっていく様子がリアルで怖かったです!(編集部)