2021年11月発売の単行本(野いちご)

些細な日常でも、君がいるだけで、特別に思えた。
季節を何周も巡ると思っていた。
季節を何周も巡ると思っていた。
発売日:
2021/11/25
定 価:
1,540円(税込)
小桜菜々 /著
イラストレーター:ゴル
あらすじ
大学生の乃々華は、リモート授業ばかりで退屈な夏を過ごしていたため、暇つぶし目的にマッチングアプリに登録する。そこで出会ったのは、社会人4年目で落ち着いた空気感を纏う男性・拓海だった。好きな小説家が同じところ、映画を観ている時は一言も喋らないところ、深夜に話すのが好きなところ…。まるで息をするみたいに自然に惹かれ合い、2人は付き合うことになる。しかし、拓海はいつもどこか影があった。彼の内面に一歩踏み込めず、乃々華は寂しさを感じるように。そしてついに、拓海から別れを告げられて…。少し前までの自分たちが、全部夢だったかのように思える――。恋が終わる瞬間を鮮烈に描いた、心に突き刺さる青春譚。
著者コメント
こんにちは、小桜菜々と申します。この度『季節を何周も巡ると思っていた。』という単行本を刊行していただけることになりました。恋を経験したことがなかった二十歳の女の子の、ひたすらに真っ直ぐな初恋のお話です。明るく前向きなヒロインを応援していただけると嬉しいです。
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