「あげはがここに来たのはあげはが中1の時…。
仕事帰りに私が家にむかっていたら、荷物も持たずに真夜中に
ボロボロで今にも倒れそうな女の子が歩いてた。
だから心配になってとりあえず家に連れてきたの。」


「家出ってことですか?」



「そうね…。あげははまるで人形だった。心がない子。理由を聞いても口を開かない…。目も合わせない。
ただ此処にいるだけだった…。

そんな日々が1ヶ月続いたの。」




「……。」




「それでも私は毎日話しかけたり食べ物を食べさせるのに必死だった。。そしてある日、私の親が来たときあげはは初めて反応したのよ…。じっと睨んで、怒りをあらわにした。」



やっぱり親が理由…。




あげはの悲しみの理由…