ケータイ小説 野いちご

歪みゲーム






「圭。まあみを泣かせたのか?それは許せないなぁ」


ああ、あ、アキラ…。


アキラ、笑ってるけど目が笑ってないよ…。


「アリス。お前、なにかとムカつくんだよな」


そう言って圭さんは、あの長い剣をアキラに向けた。


うぅ…怖い。


「ふ、ふふ、二人ともやめて…!!」


怖いけど、とめなきゃ…ここで死なれるのはイヤだよ…。


「私、私…二人に死んでほしくない…。誰にも、死んでほしくないの…」


泣きながら、頑張って言った。


二人とも、根はいい人だもん。


分かってくれるよね。


「……すまないな、白ウサギ。やめておく」


「まあみ、君が望むなら俺はやめよう」


良かった…。


今日は3日目だから、誰かが主催者を間違えたり、外に出なければ誰も死なないよね…。


お願い、誰も死なないでいて。





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