結局、私は渋々先生の方へと足を運んだ。。。


「あの、、渡部先生・・・?」

「おぅ? な、なんだ?」

「あの~。情報処理ってノート必要ですか?どんな風にとっていけば・・・」


優しいイメージと、怖いイメージのある先生が私の頭の中で交差する★



「あー、ノートね! 忘れてたッ!!」


先生はニコッと笑って、


「ごめん、みんな! ちょっと注目!!
 ノートだが、用意してください! 使い方については基本自由だが・・・」


みんなにその場でノートの説明を始める。


説明が終わると、


「ありがとな、葵!」


と、突然呼び捨てされる。


「えっ?!」


驚く私に、


「覚えてない? 入試の面接、オレ面接官だったけど。
 オレは覚えてるぞ、オマエの事。」


と、

先生が言った所で、チャイムが鳴った―。