ケータイ小説 野いちご

S.S.P.  学校警護係

「森野さんが今行ってるのも、このことなんだ。あ、戻って来た。」
都築さんが視線を向けた先を辿ると、
森野係長がいた。
「ちょうどいい。全員揃ってるな。」
森野係長は、私達全員を見渡したあと、言った。
「今日から全員で、七瀬達の学校を警護する。」
「はい!」
「学校の構成は七瀬がすべて覚えているだろう。あとで聞いておけ。」
「はい!」
「あとは……」
森野係長は一度下を向いてから、
また上を向き、私達に強い瞳を見せた。
「怪我人が出ないことを祈る。気合い入れていくぞ!!」
「はい!」
そう返事した私達は、さっきの森野係長と同じ瞳をしていただろう。
ふと後ろを見ると、おじいちゃんが頼もしそうに私達を見ていた。
おじいちゃんの期待のためにも、
学校のみんなのためにも、
学校は私達が守ります!

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