小島の背中はなぜか

ホッとする。


チャリの時もそうだった。

自分よりずっと背が高くて、

自分より広い背中




まてよ…まったりしがみついている場合ではない。


私はハッとして小島から離れた。




「ごめん…こ っ こけちゃった。。。」






小島は振り向かずに




「そっか…」




そう言って旗のところにまっすぐ歩いて、荷物を置いて座った。




私も小島の後に続いて、旗のところに座った。





持ってきた荷物は書道セットだった。