「えぇぇ!お父さんと同じこと言われた!」
「は?!妃のお父さん?!会ったことねーから!」
「わかってるから!そんな必死に弁解しなくても……」
お父さんは、『それが七瀬妃なんだから、そのままでいいんだよ。』
と言って、頭を撫でてくれたんだ。
陸ってお父さんみたいだなぁ…。
「妃、アイス食うんだろ?行くぞ。」
ほらね。
「いらねーのかー?」
「いる!!」
そう言って、私は陸の元へと走り出した。