ケータイ小説 野いちご

S.S.P.  学校警護係

「ふーん。すごいわね~。でも、心配だわ。妃の学校は大丈夫かしら。」
真新しい制服に着替えてリビングに入ると、
お母さんがテレビのニュースを見て、そんなことを言っていた。
「おはよー。」
「妃、おはよう。あら、制服似合ってるじゃない!」
「そう?でも、スカートってやっぱ動きにくいなぁ。」
顔をしかめてスカートを引っ張った。
「またそんなこと言って!制服は動き回るためにあるんじゃないのよ!ね、あなた。」
お母さんはそう言って、突然お父さんに話を振った。
お父さんは読んでいた新聞から目を離してこちらを見た。
「ん?まぁいいじゃないか。元気なのはいいことだ。」
棒読み……。
絶対適当に言ってるな。
「妃、早く食べちゃいなさい。遅刻するわよ!」
「はーい。」
朝ごはんを流し込むようにして食べ、急いで家を出た。
「行ってきまーす!」

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