「よし…ここさえ越えれば…。……ん?なんだこれ…」


《ゆうやは光の壁に近寄った》

《光の壁から電撃がほとばしった!》


「うおっ!あぶねっ!さては、りよだな…。覗き防止の結界か…。破れんこともないが…バレるしな…さて…ん?」

テクテク…


「お!?ここには結界が無い!ふ…りよめ、まだまだ甘いな…。俺の勝ちだ!」








「って、思ってるだろうね。」

「そうでしょうね。わざと結界張りにくい所に張りませんでしたから…」


「んで?どんなトラップ仕掛けたの?」

「とりあえずベタに落とし穴と…」









ガラガラドシャーン!
「ぬあぁぁぁっ!」






「で、それでも這い上がれるかもしれないので、『妖艶の幻術』の魔法陣を敷いてあります…。」

「妖艶の幻術?」

「はい。なにを見るかは人それぞれですが…、ゆうやさんなら抜け出せないでしょうね…」










「はぁ…はぁ…。やるな、りよめ!落とし穴とは古典的な…。だが俺には通用しない!……ん?なんだ?魔法陣?」



シュウゥゥゥ…


「なっ!?こ、これは……」








「今ごろ素敵な夢を見てるでしょうね…」

「戦計百式エロには勝てず…ってか…」







「おぉ!バニーちゃん!たくさんのバニーちゃんがぁ!」



うおぉぉぉっ!