「あっれ〜爽、足治ったんだ?」


遅れて一輝も登場。

一輝のくせに、気付くの早ぇじゃん!!


「おー一輝!!そうなんだよ〜!!もう走りたくて仕方ないっ♪」


じっとしてられなくて、その場で何度もジャンプした。


「すごーい♪もう今日から練習するの?」


そんなキョンキョンの言葉に、当然笑顔で答える。


「うん。でもまだ軽くしかできないけどね〜。そんじゃ俺、先輩んとこにも報告行くから♪」




とりあえずキャプテンから、と思ってた俺が出会ったのは……


「あ、渉さーん♪」


「おう!!って…!!お前足治ったのか!?」


副キャプテンの永谷渉さん。


「気付いちゃいました?見てくださいよー♪」


軽やかにステップを踏んでみる。


「ふざけんなー!!」