うわぁ…杏ちゃん綺麗…


今日の彼女は黒とグレーの胸元で切り替えしになっているワンピース


しかも胸元のリボンが可愛い


髪はいつものストレートの黒髪を緩く巻いてアップで留めてる


後ろを向くと大胆にも背中がパックリ開いてるそのワンピースは


杏ちゃんの大人な雰囲気にマッチしてて



「杏ちゃん色っぽい…」


勝手に言葉に出てた




「えっ!!萌音やだぁ。変な事言わないでよ!!」


微かに頬を染めながら笑う


「あっ!ねぇこの森ガール風ワンピにさ、この白のポンチョでさ、ブラウンのペタンコブーツにしなよ。絶対可愛いって!」


「本当??」


「うん!!着てみてよ!!」



言われるがままに着てみる


あっ本当だ…


可愛い…


「ねっ!!萌音は背が低くて細いからフンワリが似合うよ♪後は髪だけど、座って。」


着替えたワタシを鏡の前まで誘導すると


細いコテを出して細かく巻き始めた



杏ちゃんの手によってみるみる巻かれく髪の毛


出来上がる頃にはクリクリのフワフワになってた


「あと、は、、」


杏ちゃんは袋の中から茶色の大きなリボンが付いたカチューシャを出してワタシの頭に乗せた