「実加ー、早くこっち来いって」 私を呼ぶ響太の声。 彼が居るのはベッドの上。その側で固まる私。 今日は覚悟してきたし、むしろ早くそうして欲しかった。 響太のためだけの、可愛い下着だって買ったんだから… でもいざそうなると、やっぱり緊張はするもので… 「ははっ…いつもガンガンくるのに …んな、固まんなよ。嫌なら何もしねぇよ? ただ抱きしめることはさせろよ…」 やっぱり優しい。 でも…今日は私だって…