だってホントはわたし、部活になんて行かないでって思ってる。



このままずっと、傍に居てほしいって本気で願ってる……。



ギュッと握り締めた右手の薬指が青白く光る。



明日で終わってしまう恋人ごっこにわたしの胸は、今にも張り裂けそうに痛んでいた。