「お姉さん」








「へっ!!??」







あぁ~~っっ!!!!私なんてコトを……。相手は小学生!!どうしたの、私…。タメの男にも興味ないのに、なんで……。








恥ずかしさに耐えられなくて立ち上がり、少年に背を向けた。








あぁ~~…、早くどっか行って~~っっ!!!








顔を両手で覆う。顔に触れる手が熱くて、冬だってことさえ忘れさせた。その時、首のマフラーが突っ張って、首がしまるかたちになった。






「な、なにっ!!??」









「付き合ってよ」








「………は??」









「お姉さん、俺と付き合って」














今日もいつも通りの一日…、そう信じてたのに。今日だけは例外みたい。