「何言ってるん?ゆ…」   「嘘じゃないの!10年前私は海に入って意識が無くなりそうになったとき、やっぱりまだ生きたいと思った…。そして気付いたら自分の家にいたの。時が10年も経ってるのには驚いたわ…。」            「待ってよ!おかしいよ!家にいたなら親とあってるだろう?」             「私の姿は貴方にしか見えてないのよ。」僕は嘘だと思い浩二を神社によんだ。      「貴方のお友達に私は見えないのよ。」          「嘘だ!!俺の目の前におるやないか。」 すぐに浩二が来た。 「和也〜。お前1人で何しよるん?」           「え?!お前にこの人見えんの?」             「誰もおらんぞ。疲れとるんやないか?」僕はここで彼女が幽霊であることを認めざるを得なかった…。涙がとめどなく流れてきた。